西ノ京(奈良)の無心SHABATONに行ってみた。
が、つけめんなかったので店の中に入りながらも、店を後にする。ラーメン、まぜそばなんざ食べたくありません。
まあ、西ノ京にきた目的は、薬師寺&唐招提寺だったからあんま気にしない。
つけめん目的だったら発狂してた。間違いなく。
ふたつの寺院でひととおり観たいもの観て、そこから淀に移動。
目的は言わずもがな混戦模様のマイルCS。
ダノンヨーヨーがもうちょい頑張ってくれれば最高だったんだけど、パドックみて単勝購入を決めたエイシンアポロンのお陰で、つけめん代を生み出すことができた。
で、その泡銭を握りしめながら京都市街にあるフレンチらぁ麺ガスパールへ。もともとフレンチのお店でランチのみラーメンやってたらしいが、ラーメン一本に切り替えた店だそうだ。
ちなみに関西のラーメン本情報。
烏丸駅を出て京都駅を背に烏丸通りを歩いた右手にある。
ビルの地下一階なのだが、行列があるのですぐわかるはず。
客層は女子比率がかなり高い。
カップルor夫婦と、女子二人組が大半。ラーメン屋顧客のド定番、野郎一人は、この店では一握り。
自分の前後の客を計40人くらいみたが、野郎一人客は、自分ともうひとりしかいなかった。
店の一階入口から並んだのだが、1時間強待つことになった。
理由はふたつ。
ひとつは女性客多いから食べるスピードが遅く、回転が早くない。
もうひとつは行列の長さ。外からは階段降りきったところが店の入口に見えるのだが、実際は折り返してさらに階段を下る。よって、1階入口に列を成しているということは、20人近く並んでいるということ。
(ちなみに入口より後ろの待ち客は烏丸通りの歩道沿いに並ぶ)
その大行列の先にある店内は、女子率が高いことも頷けるおしゃれな内装。
厨房に背を向けたカウンター、テーブル席、という構成。
4種類あるメニューのうち、2つがつけめん。オニオンスープのつけめんも気になったが、選んだのはオマール海老を使った「スープ・ド・ポワソン らあめん880円」。
ここの全メニュー、なんと、つきだしがある。
ハムのムースとプチパン。

ほんとプチ。小さい。スーパーボール(いまあるのかしら?)ぐらいの大きさ。
フレンチとか食べないので、ハムのムースは初体験。ほどよい塩加減でおいしい。
続いてメインのつけめん。

裏ごしした魚、オマール海老、トマト、バジルなどを使ったスープ。
そのまま飲めるくらいの濃度のおいしいスープ。
見た目どおりの上品な味わい。
具は一切なく、水ぎょうざ3個100円、6個200円を追加するシステム。(食べてみたが、皮厚めなので、好みが分かれると思う)
麺は国産小麦を使った全粒粉入り細麺。
サラっとしたスープに合うように細麺にしたのだろう。よい選択。
配膳の際に、店員さんが麺に冷凍レモンをその場で削り降りかけてくれる。
このレモン、酸味と涼感がプラスされてイイ。
麺を食べ終えた頃、カニクリームコロッケごはんのっけが運ばれてくる。
茶碗に1/3くらいのごはんに、小さなコロッケがちょこんと乗っている。
そこにスプーン(レンゲでなく、あの銀色のスプーン)で余ったスープをかけて食べるスタイル。

カニ×エビの甲殻類コラボレーション。いいね。
コロッケ好きも納得のおいしさ。
おいしいものを少しずつ楽しむフレンチ的なつけめん。並ぶけど、面白い趣向でいいと思う。
◆店舗情報
所在地:京都府京都市中京区烏丸蛸薬師下る東側 四条烏丸スタービルB1F
営業時間:11:30〜16:00(LO)/17:30〜22:00(LO) 土日11:30〜22:00(LO)
定休日:木
◆評価
麺:3点 汁:4点 具:4点 CP:1点 +α:3点
合計:15点(25点満点)